ガンと戦う
にほんブログ村保険会社主催の、家族をガンで失った方の公演に参加してきました。
私もいい年になったのか、ガンに罹患し、今もなお闘病している人が普通に身近にいます。
ガンを発症した部分によって、生存率は大きく変わるようで、周りに多い、乳がんや前立腺がんは比較的皆さん助かって、仕事に復帰してこられます。
しかしながら、治療が長期に渡ること、治療費が相当かかること、何より、その間収入が減ってしまうこと。など、一度ガンになってしまったら、家族の精神的、経済的な負担はかなり大きくなるようです。
私の父は、相当昔ですが、前立腺がんになり、主に放射線治療をしていました。
放射線治療は、他の治療に比べて、医療費はそんなに高くはありませんが、高額医療費制度を使って、月10万円位の支払い負担がありました。
不幸中の幸いで、たまたま、がん保険に加入していましたので、治療費の殆どが、その保険のがん診断給付特約でもらった100万円でまかなえたとの事です。
しかし、加入していたがん保険が、入院給付が分厚く、あとは死亡保障と診断給付のみと言う、古いタイプのがん保険でした。最近流行りの先進医療特約などついているはずもなく、入院しない治療を選択した場合、診断給付しかもらえない保険です。
当時、地元の病院で診察を受けていた父は、そこの医師から、静岡県のがんセンターで出来る、陽子線治療と言う先進医療を勧められたらしいのですが、技術料や諸々で3百万円かかるとの事でやむなく断念しました。
当時、陽子線治療、重粒子線治療ができる施設は、日本で10箇所以下であり、まさに、知る人ぞ知る状態だったのですが、それでも、治療のために遠方から、その施設周辺のビジネスホテルに泊まりながら治療を受けに来られる患者さんはたくさんいたようです。
みなさん、治療自体のお金プラス宿泊費を負担されていたということになります。
公演を聞いて気づいたことは、
ガンは治る
治療にお金がかなりかかる
という事です。
仕事を休みながら、高額な治療費を負担することは、まさに生き地獄ではないでしょうか。
それなりに、蓄えがあれば、払えないほどの金額ではありません。
ただ、子供の教育費や、自分の老後資金として蓄えたものを、治療のために使わなければいけなき状況になってしまったら、考えただけでもゾッとします。
単純ですが、公演を聞いた後、すぐさま家に帰り、自分の加入している保険証券を全件確認しました。
何年か前に、掛捨て死亡保険を、収入保障保険保険に切り替えて、ある程度、就業不能的な状態にも対応出来るように見直しておりましたので、そこはそのまま。
がん保険も、何年か前に、入院保障薄目、抗がん剤、放射線治療の保障、先進医療付きな物に切り替えていましたが、今現在主流のがん保険は、
診断給付は複数回受け取れるもの
先進医療特約は治療費そのものプラスその他諸々保障
がん罹患後の保険料は免除
となっています。
私の加入している保険は、
診断給付は初回のみ
先進医療は実費のみ上限２０００万
がんになろうが関係なく保険料払込はつづきます
となっていて、現在主流の物とはだいぶ違っています…
私はたまたま、保険証券の内容を見ることができますので、自分で調べ、良さそうな保険会社の医療、がん保険の資料請求をしました。
これから、しつこい保険営業マンとの攻防が始まると思うとげんなりしてしまいますが、日々進化している医療がん保険の定期的なメンテナンスはやっぱり、必要だと思います。
馴染みの保険営業マンのいる方でも、セカンドオピニオン的に、今までと違う営業マンとお話しされることを強くお勧めします。
医療がん保険が進化している。と言っても、全部の保険会社の全保険が進化しているわけではありません。中には、30年前かよ！ってツッコミたくなるような保険を販売している保険会社もあります。
何があっても死ねない、働き盛り、子育て世代の方であれば、一日も早く保険のメンテナンスを実施した方がいいと思います。
これは、強くお勧めします。
