かんぽ生命の乗り換え募集について調べてみました
かんぽ生命。
なにやら問題になってます。
社内ルールに逸脱した保険募集が相当数あるとの事で報道されました。どうやら、色んな事をしていたようです。
この記事は、わたしがある筋から聞いた話です。間違いなどあるかもしれませんので噂程度に聞いてください。
色んな手法で保険募集をしていたようですが、許せないのは、やり方は違っても、ターゲットの大半が高齢者だった所です。
人の良い一人暮らしの老人を日本最大級の企業が騙すとは…やりきれなくなります。
通常、保険の見直しをする時、新しい契約に申し込み、保険会社からOKが出たところで古い契約を解約します。
それは、万が一新しい保険に加入出来ないと、以後無保険状態になってしまうので、それを防ぐために申し込み→解約の順番で手続きをします。
この、一連の手続きを一般的には乗り換えなどと言います。
かんぽ生命では、乗り換え契約の場合、通常の実績の半分が営業成績としてカウントされるルールだった様です。
つまり、新規で獲得したら10万円の実績も、乗り換え契約の場合5万円の成績となってしまいます。
いるのかどうかは知りませんが、歩合給の人だとこの半分減額はかなり厳しいでしょう。
それを防ぐために、
●解約する予定日よりずっと前に新しい保険を加入させる。
これは、同じような特徴の保険契約が同時に二本ある状態です。当然、保険料は二件分となります。
乗り換え契約を誤魔化すために、乗り換えでは無く別々の契約と偽装するためにこんなやり方がまかり通っていたのかもしれません。
二本位であれば何とか保険料も払えるかも知れません。しかし、今回の悪質なところは、同じお客さんにこの様な手口で何本も加入させていたケースがあるようです。
訳のわからないまま、馴染みの担当の言う通りに契約してしまい、保険料を払うために定期預金を取り崩したとか報道されていました。
●旧契約を先に解約させる
古い契約を新しい契約の申し込み前に解約させてしまうやり方です。
これも、乗り換え契約を誤魔化すためのやり方で、一時的に無保険状態になってしまいます。こんな乱暴なセールスは、民間の保険会社の営業マンは絶対にやりません。無保険期間に万一があった場合、個人では到底責任は取れませんし、新契約に入れなかった場合目も当てられません。
通常、保険に加入出来ない理由は持病があるなどカラダの状態で判断されます。ターゲットが高齢者だとすると、入れない可能性も高くなります。
このような募集に至った経緯として、民営化以降過剰なノルマが課せられていたと言われています。また、給与に占める歩合給の割合も多くなり、今までの給与を維持するために乱暴な募集をしていたとも言われています。
しかし、それは民間を含めた生保の営業マン全てに言える事で、日本一の契約数を誇るかんぽ生命でその理屈は甘え以外の何物でもありません。
生保の営業は、まず、会える人を選定します。何のツテもない新人営業マンは、飛び込み営業をしたり、自腹で異業種交流会的な所に参加したり、過去の人間関係を頼ったりしなが、、人との繋がりを作っていきます。
しかし、かんぽ生命は、日本一のデータベースが有り、会おうと思えば会える人がたくさんいます。しかも、貯金の情報も見ようと思えば見えますので、ピンポイントで商品の提案ができます。それなのに、人の良い高齢者に対して、人間関係だけで安易に詐欺まがいの生保の営業をするなんて、正直許せません。高いノルマを楽してこなそうと言う気持ちがありありと見えます。
かんぽ生命で契約されている方は見直しをした方がいいかもしれません。
価格:10,584円 |