FP資格について
仕事で使える資格は何がいいか。と時々聞かれます。
当然ですが、司法試験とか税理士資格とか、単体で商売の成り立つ資格が、仕事で使えるのは当然です。しかし、多分、質問されてる方はコスパの話をしているのだと思います。
簡単な割に仕事で使いやすい資格 と言うのを知りたいのだと思います。
私見ですが、
資格には、その資格がないと仕事ができないもの。例えば、宅建主任者や行政書士などと、FPのような個別業務がない資格?があります。
そのあたりにこだわりがなければ、試験の難易度の割に実戦で使いやすいのは、FP資格が良いのではと思います。
実務の経験があれば、試験自体はそれほど難しく無いと思います。
試験に受かり登録すれば、あなたもファイナンシャルプランナーです。
ちなみに、FP試験2級は午前学科、午後実技となっています。
学科はマークシート式、実技は記述式のいずれも筆記試験です。
どちらか片方だけ受かった場合は、次回以降2年間受かった科目は試験免除になります。
試験会場は、各都道府県一箇所づつなイメージです。
ちなみに、私は某大学が試験会場だったのですが、日曜日なのに学生食堂が開いていて、お昼をそこで食べました。
学食の魅力は、価格と、高速のサービスエリアの食堂のようなワクワクを感じます。
FP資格試験は、そこでしか使わないような専門用語があまり出てきません。
『善意』のように、法律用語と実際の使い方に違いのある言葉もありません。
ですので、勉強を始めるにあたりそれほど障壁になるようなものも無い気がします。
前提では、幅広い知識を依頼者の利益のために…ということでしょうが、同じFPでも能力の差は人によって雲泥だと言えます。
FPのみの個別業務も無い以上、優秀な担当をいかにして見つけるかが、依頼者にとって重要だと思います。
資格を取って協会に登録すれば、ファイナンシャルプランナーを名乗れるのですが、以後の自己研鑽は重要です。
そう言った意味で、FP資格を使えるものにするには、試験に合格した後、さらに知識を習得するなり、実務で経験を積むなりしないと、ただのペーパードライバーになってしまいます。
名刺に描きたいだけなら試験合格するだけで良いのでしょうが。