ヒグマ怖い話
以前このブログに書きましたが、私はヒグマが怖いです。
最近、札幌市内にヒグマが出没し、畑を荒らしたり、家畜やペットを襲ったりしたニュースを見ました。町中にヒグマがウロウロしていると想像しますと、恐ろしくて夜外出出来ません…
ヒグマは、食べ物などに対して執着が強く、一度手にしたものは誰かに取り上げられてもしつこく取り返しに来ます。そう言った意味で、人里に迷い込んだヒグマは、また何度でも現れ危険です。何かの拍子に、人間が弱い動物だとヒグマにバレた場合、おそらくヒグマは積極的に人間を襲います。
日本最大の獣害である、三毛別ヒグマ事件では、熊に襲われ埋められていた遺体を持ち帰り、お通夜をしていた所にヒグマが襲来しました。自分の獲物を取り返しに来たのですが、お通夜に参列していた人達は大混乱に陥りました。普通の野生動物は、自分のテリトリーであまり見かけない得体の知れない人間と接しないようにします。しかし、このヒグマは何人かの人間を襲ううちに、人間の弱さに気づき、人間を餌以外の何者でもないと認識してしまったようです。人間を襲ったことのあるヒグマは、熊よけの鈴の音で寄ってくるようです。そうなってしまっては、もう駆除するしかありません。
三毛別事件は羆嵐という小説に詳しく変えてあります。関心のある方は思う読み下さい。
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北海道に遊びに行った時、施設みたいな所でヒグマを見ました。
別に、ヒグマに何かされたわけではありませんが、三毛別ヒグマ事件を知り、ヒグマについて調べるたびに、ヒグマの頭の良さ、パワフルさ俊敏さなど、恐ろしいことこの上ないです。
ヒグマとは、日本唯一の猛獣で、北海道にしか生息していません。
本州にいるツキノワグマとは、根本的に体格も習性も大きく違います。
頭も良く、自分の足跡の上を戻り待ち伏せをする戻り足戦法をとり、追っ手を翻弄するらしいです。あの体格で、時速60キロほどで走り、木にも登れます。
人間がライフルで攻撃しても、急所に当てなければすぐには死にません。それは、分厚い筋肉が弾の侵入を阻むからで、その分厚い筋肉から放たれるパワーも人間程度が太刀打ち出来ません。
では、出会ってしまったらどうすればいいのか…
そんな状態では、死を覚悟する事しかできない気がしますが、一応下に記します。
●絶対に背中を見せない
野生動物の本能で逃げる物を追う習性があるようです。ヒグマも背を向けて逃げる物に対しては本能的に追っかけてくるようです。
もし、出会ってしまい、ある程度距離があるようでしたら、目を逸らさずにゆっくり後退りするのが良いそうです。
しかし、そうすれば襲われない のでは無く、それが逃げ切れる可能性のある唯一の方法というところです。
●興奮しない
あまりの恐怖に悲鳴をあげてしまいがちですが、ヒグマに出会ってしまったらとにかく落ち着くことが大切なようです。
先ほども言いましたが、ヒグマは素早く動くものを追う習性があります。
出くわした衝撃で、奇声をあげて逃げ惑うのは危険です。
基本的には、ヒグマから目を離さずに、ヒグマと自分の間に、立ち木などの障害物が来るようにゆっくり移動し、静かにその場から立ち去る。のが最善策です。
●熊撃退スプレー
ヒグマ対策の唯一の武器です。
射程距離は3メートル程です。
突進してくるヒグマを3メートルまで引きつけて、一気に噴射してください。
これが効かなければ最早無傷では帰れない覚悟とともに、防御姿勢を取る他ありません。
ちなみに、防御姿勢とは、
うつ伏せで、お腹と首を守る姿勢です。
それでも、ヒグマは転がして起こそうとします。ひっくり返されてもその勢いを利用して、元のうつ伏せに戻り続けます。そう、知床財団のページに書いてありました。
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