ガンになってしまったら
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以前にも書きましたが、ガンになった人の体験談を聞いた事があります。
生きると言うことを考えさせられる貴重な話を聞けたと思います。
今や、日本人の二人に一人がガンになる時代。だれでも、知り合いや家族に何人かガンになった人がいるということになるでしょう。
平均寿命が延びればその割合ももっと増えるかもしれません。
そういった意味で、身近な病気と言えるガン。とは言え、一度罹患すれば死に至る病である事は否定のしようがありません。
やはり、早期発見早期治療が、ガンを克服する上で最善の策である事は言わずもがなですが、その治療において、金銭面や患者の精神面など、解決必須の問題はたくさんあります。
以前書いた記事では、患者の金銭面のみに焦点を当てて、言い換えれば、お金さえかければ治るケースの場合どうするか、に焦点を当てて記事を書きました。
貯めるか準備するって話なのですが、そうは言っても、抗がん剤や放射線治療には副作用的なリスクも含まれていて、そこについてはあえてあまり触れていません。
これは、ガンに罹患した周りの人達の考え方に近く、実際にガンと戦う人たちの気持ちには触れていません。あえて、とにかく生きていて欲しい。と言う家族や友人の気持ちを代弁する意識で書きました。
ガンの治療に関しては、民間療法や、怪しげな治療方法、むしろ治療ではなく祈りの様な色々なものがネット上には記載されています。
民間療法と祈りを一緒にしてしまってはいけないとは思いますが、根拠が不確かと言う意味では同じカテゴリーに分類されるとわたしは思います。
小さいな子どもがいるなど、どうしても今、死ねない人がいたとして、現代の医学では完治しようがない状態になってしまったとしたら、そう言った、不確かな治療にすがってしまうことは、ある意味仕方のないことだと思います。
そう言った、不確かな治療を推奨する人の中に悪い人がいて、人の弱みに付け込んで、騙して金儲けを考えている人もある程度はあるでしょう。そんな事は分かっていたとしても、万が一に期待をして高いお金を払ってでも助かりたいと考えるのかもしれません。
ガンを克服するために大切なのは、やはり、早期発見早期治療です。そこは、わたしは譲れない事実だと思っています。
その前提を主張しながら、相反する様ですが、治療や罹患に関して運と言うか、謎の理由もあると言う事は否定できません。
初期のガンをたまたま発見できて、少しの治療で完治する人もいます。
何十年と、酒とタバコを継続していても、最後、老衰で亡くなる方もいます。
余命宣告をされてもその後何十年と生きる人もいます。
私の親戚のおばさんは、60代の時、肺がんになりました。治療として、陽子線治療など、高度先進医療を受けたりしていましたが、その後、どこか別の場所に転移したとかで、余命宣告をされたと聞きました。
しかし、なぜか、その後10年以上生き、平均寿命で亡くなりました。
これを、親戚の皆さんは、老人はガンの進行が遅い。と言って片付けていましたが、そうではない気がします。
元々の体質とか、生活習慣とか、何かわからないもので長く生きれたのではないかとわたしは思っています。
もちろん、わたしは医師ではありませんので、その出来事に、進行が遅い以外の理由も見つけられません。
でも、事実として起こっている不思議な現象に、何か特別な原因があるのではと勘ぐってしまいます。
何度も言いますが、ガンと戦うためには、早期発見早期治療が最善だと思っています。
しかし、それが出来なかった場合、そのガンとどう向き合うのか、ヒントはいろんなところにある気がしてなりません。
ただ言える事は、まだ、人生にやり残した事があり、どうしても死なない人がいたとしたら、最後の瞬間が来るまで、決して、生きることを諦めてはいけないと思います。
みんなに分かっていないだけで、もしかしたら、助かる道があるのかも知れません。
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